単行本『ザ・ウルトラマン』において、『エース』は傑作選として
既にこの欄でも紹介した３本の作品が収録されています。
しかし…
それを読む度に思うのは…
「他の回ってどうなっているんだろう？」ということ。
例えば、エースキラーはどう描かれていたのか。
ヒッポリト星人はどうだったのか。
星司と夕子の別れは。
星司とダンの出会いは。
そして…最終回は。

そんな謎に迫るべく、今回は「小学二年生」のバックナンバーをちょっと調べてみました。
（相変わらず画を紹介できないのが申し訳ないですが）。

●超獣ベロクロン登場（小学二年生 `72年５月号収録）
パン屋の運転手…というより、よくマンガなどに出てくるパン屋さんの細長い（？）帽子を
かぶった星司と看護婦姿の夕子が、やはりベロクロン襲撃の最中に出会います。
タンクローリー車でベロクロンに突っ込もうとする星司ですが、「そこをどくんだ！」と勢い余って
車椅子の少女を逃がそうとする夕子をひいてしまいそうな勢い。
案の定、夕子とは超至近距離の位置でベロクロンに体当たり、車は大爆発四散。
夕子は哀れ、爆風に巻き込まれ、飛んできたガレキから少女を守るため、その下敷きになってしまうのです…

ベロクロンが去ったそこにウルトラ４兄弟が登場。
（ゾフィーの模様が微妙に違っていたり、マンが「古いウルトラマン」という表記に
なっているのが、強烈に「ウルトラ兄弟」黎明期という時代を感じる…）
４兄弟からリングを預かった２人は、立ち上がると手を取り合って（！）
力を合わせて戦うことを誓いつつ、少女を病院に運ぶのです。
そしてTAC入隊。

初の変身は、墜落するアロー（やはり最初っから…^^;）から脱出した星司と
地上からジャンプした夕子がタッチ。
見事にメタリウムでベロクロンをやっつけ、初陣を飾ります。
そして変身を解き、TACの仲間たちの下に…
その時の会話がなかなか。
竜「（あの巨人は）いったい何者だろう。」
星司「ウルトラエースです。」
竜「ウルトラエース？知ってるのか。」
星司「いえ、前に会ったような。気がするのです。」
（と言って夕子と顔を見合わせ、お互いにウインク）
竜「ウルトラエースか…」
下２つのセリフは最後のコマなのですが、ここで２人してウインクをするのが
なんとも秘密を共有している２人、という感じで…
こういうさりげない描写がよいですね、内山先生は。

…と、そうそう、書き忘れてはいけない。
この５月号の段階では、タイトルはまだハッキリと「ウルトラエース」なんですね！
本当にギリギリでタイトルが変更された様子が、窺えます。
（ついでに、夕子の髪型もきちんと"夕子カット"なんですよ。他の先生のマンガ版だと
夕子はロングヘアーになっていることが多いので、なかなか感慨深いです）

●超獣ブロッケン登場（小学二年生 `72年６月号）
６話「変身超獣の謎を追え！」の展開に、本当に非常に忠実です。
唯一違うのはページの関係か、小山隊員がスパイ行為を働かず。
いきなりブロッケンに変身するところですね。
今回の変身は先月とは逆で、アローから脱出した夕子と地上からジャンプした星司が
両手をキレイに合わせてのタッチ。
「たて！うて！きれ！」への展開も完全再現です。

※よく言われるところの「ブロッケンの両手に星司と夕子がつかまって、
ぶっつけられそうになったところでウルトラタッチ」は、どうやら林ひさお先生の
小学三年生バージョンで描かれたもののようですね。確かに印象深いかも…

●超獣ガマス登場（小学二年生 `72年７月号）
女性カメラマン（この回では特に名前なし）が登場しますが、
テレビと違い星司に絡んできます（今野との絡みは全くナシ）。それ以外はテレビの展開に忠実。
星司がガマスに襲われているところに夕子がアローで勇躍登場、それはいいのですが
驚きの超低空飛行（地上10mぐらいか？）で、地上に突風を巻き起こしてしまいます^^;
で、ガマスの手裏剣（忍者超獣ですから）で撃墜されるも、
夕子は自らハッチを手動で開けてパラシュートなしで飛び降り（けっこうムチャ？）、
地上から「夕子、変身だっ」と叫んでジャンプした星司と合体。
手裏剣を体で受け止め、ケガなしのエースが強烈。
最後は八つ裂き光輪（！）でガマスを撃退します。

●エースキラー登場（小学二年生 `72年８月号）
まず、星司と夕子がほとんど出てきません。
空にかかるウルトラサインを発見した２人は変身描写無しでゴルゴダ星へ。
やはり５兄弟全員ヤプールの罠に落ち、バラバの出現を知りエースを地球に送ろうとする４兄弟。
「兄さんをすててはおけない」としぶるエースにゾフィー（マンではない）の鉄拳が！
地球に戻りバラバを（この時点で）蹴散らすも、星司と夕子は重傷を負ってしまいます…
太陽光線を浴びて復活した２人は、TAC本部をこっそり抜け出して（！）
またもや変身描写無しでエースに変身。
「兄弟の知恵の結晶」スペースＱで、エースキラーを打ち倒し、
４兄弟も無事に助け出せました。

●超獣ブラックピジョン登場（小学二年生 `72年９月号）
初対面の三郎君にいきなり「その鳩（小次郎）は優秀だね、その鳩を貸してくれないか？」
といきなり頼む星司。ページの都合とはいえずうずうしい？
しかし小次郎はTACのテストの最中に、ヤプールにさらわれてしまいます。
TAC基地ではついに星司の伝家の宝刀「本当です、僕はちゃんと見たんです」が登場！
マンガ版でも苦悩を見せる星司でありました。
再度ブラックピジョンが登場、三郎は小次郎を自分の下に呼び戻そうとします。
しかし超獣となってしまった小次郎は、無差別に街を破壊し、人を傷付けてしまう。
その姿に打ちひしがれる三郎…
星司と夕子のリングはここで光りますが、２人の表情は暗い…
人々や町を守らなければいけない、しかし戦えば小次郎が、そして三郎の想いが…悲壮な覚悟の中、
星司「夕子。」夕子「うん。」と、変身してブラックピジョンと戦います。
エースは心に迷いがあるためか大ピンチに陥ります。その姿を見た三郎は、
涙に濡れながらも、小次郎を呼び戻していた笛を吹きます。
ブラックピジョンがその笛に気を取られた隙に、メタリウムが超獣に…
炎舞い上がる中、小次郎も散っていった…
と思いきや、炎の中から小次郎は生還！
喜びの三郎と小次郎、そしてそれを笑顔で見つめる星司と夕子、でした。

…でもどうやって小次郎の姿に戻れたんだろう、
という疑問はあがるものの、実際の「鳩を返せ！」は悲劇的なラストを迎えているだけに、
心洗われるものがありますね。

●超獣ブラックサタン登場（小学二年生 `72年10月号）
漫画の「ウルトラマンエース」で表記した通りの内容です。

●ヒッポリト星人登場（小学二年生 `72年11月号）
26･27話に忠実なつくりです。（星司・夕子の変身描写はなし）
やはりウルトラ５兄弟はブロンズ像に…
星司・夕子を失ったTACは悲壮な覚悟でヒッポリトに総攻撃をかけますが大苦戦…
と、そこに一陣の光が！
それは、まぎれもなく！そう、ウルトラの父なのです！

…という感じで父が登場しましたが、
この時点ではあの「ツノのあり、ヒゲのある」威厳のあるウルトラの父の姿は
謎のまま、顔は不明で体も不明なまま…
そう、この当時は父の姿が、放送までは
すべてのメディアに対して公開していなかったのです。
そう、1972年10月6日に、テレビの前に姿を現した、
そのお姿こそがまさしく情報の初出！だったようなのです。
こういう形でメディア同士が協力して、子供たちの夢を守り創り出してくれるという
そんな時代がすごく羨ましいですね。
なにしろ21世紀は自分で制御しない限り、夢も秘密も守れない時代ですからねぇ…

と、とりあえず。本編は父の助けでヒッポリトを倒せたエース、
しかし父は死んでしまい、亡骸を４兄弟とともにウルトラの国へ…
変身を解いた星司と夕子が夜空を見上げると、
そこには新しい星が…
星司「きっと、ウルトラの父の星だよ。」


…と、夕子登場編は、実はここまで。
次回`72年12月号からは、夕子との別れの描写もなく、ダン少年が登場します。
ダンは北斗＝エースである秘密を、北斗と共有することになり
テレビ版よりさらに頼もしく、作品とまた密接に関わってきます。

●超獣サウンドギラー登場（小学二年生 `73年1月号）
漫画の「ウルトラマンエース」で表記した通りの内容です。

●（推定）40匹の超獣・怪獣登場（小学二年生 `73年1月号増刊）
12月のとある日…サンタクロースが「子供たちに宇宙旅行をプレゼントしよう」と現れる。
いぶかしがるダンや子供たちだが、サンタはなんとエースの姿に変身！
子供たちはすっかりその話を信じ、宇宙旅行用のカプセルに乗り込む。
ダンはエース＝北斗だと知っているので戸惑うが、
友人に促されカプセルに乗り込む。
旅の途中、ある星をダンは見つける。が、なんとそこは怪獣墓場！
子供たちをそこまで導いたエースも、実はヤプールの変身だった！
怪獣墓場にダンたちがたどり着いてしまった時、そこにはなんと
ヒッポリト星人に率いられた超獣たち、そしてブラックキング、ベムスター、
バリケーン（！）などの強力怪獣が勢ぞろい。
そう、ヤプールとヒッポリトは結託し、ダンたちを人質として
ウルトラ兄弟を倒そうという作戦に出たのだった。

異変を察知したウルトラ４兄弟は地球へ飛び、電話で（！）北斗を呼び出す。
北斗と地球人の姿になった４兄弟は、今後の対策を話し合う。
（補足：ゾフィーの姿はまるでデューク東郷）
その頃怪獣墓場では、ノコギリン・ブラックキング・ブロッケン・ガランに
四方を囲まれた子供たちが戦慄に震えている。
みんなを元気付けようと「ウルトラ５つの誓い」を叫ぶダンだが、
しかし"６番目の弟"たる彼とて１人の少年、恐怖で次第に眼には涙が溢れ出す…
ヤプールとヒッポリトは地球に挑発のサインを送る。
それを見た５兄弟は変身、怪獣墓場へと向かう。
かけつけた時、ゾフィーはヤプールに「人質の子供たちと自分たちの命を交換する」
という条件を突きつけられる。状況として、それに従おうとするゾフィーだが
そこい突如ウルトラの父が登場！子供たちの入ったカプセルを
エースに手渡し、怪獣たちに立ち向かっていく。
４兄弟に怪獣の襲撃から守られながら、子供たちを地球に帰そうとするエースだが、
怪獣墓場ではウルトラの父が命を賭した"最後に使う技"を…
ゾフィーに促され、エースは振り向かず地球へ飛ぶ。

ダンたちを地球に残し、無事の帰還をダンと約束したエースは４兄弟とともに
再び怪獣墓場に乗り込む。新マンはウルトラランスを構えている。
が、ヤプールと対峙したその場所には、ウルトラの父の屍が…
怒りに燃える兄弟は、怪獣を圧倒！新マンは背後のエースキラーを串刺し！
初代マンの八つ裂き光輪が炸裂！セブンのアイスラッガーが敵を裂く！
最後に残り、往生際悪く「お、おぼえていろ」と退散しようとする
ヤプールとヒッポリトだが、その眼前にはウルトラマン量産型が50名以上…
行く手を阻まれたヤプール、ヒッポリトは５兄弟の必殺光線を浴び、爆発四散！
戦いは終わり、父の屍に敬礼をする５兄弟。
ダンや地球の子供たちに向けて、勝利を示す"メリークリスマス"のサインが
夜空に浮かぶのであった…

●怪獣ウー、超獣アイスロン登場（小学二年生 `73年2月号）
漫画の「ウルトラマンエース」で表記した通りの内容です。

●最終回（小学二年生 `73年3月号）
空が割れた！
そこには、あの超獣ベロクロンが出現（二世、とかではない。まさに初代ベロクロン）、
東京はベロクロンの攻撃で火の海状態に…
東京の危機にTAC竜隊長は、秘密兵器として特殊戦闘機・ブラックドラゴンを使用することを決意。
自分自身をそのパイロットとして…
北斗は竜を制しそれに搭乗しようとするが、竜はそれを強い表情で止める。
TACの攻撃！ベロクロンの後ろにうまく回るが、ベロクロンが
その気配に気づいてしまい、ミサイルでブラックドラゴンを撃墜…
炎に包まれる戦闘機。だが竜は「死ぬつもり」でこの戦闘機に搭乗したため、
脱出装置やパラシュートを装備していなかった…
北斗は竜の危機にエースに変身、戦闘機のコクピットから瀕死の竜を取り出す。
ダンと香代子に助けられた竜は「エースに助けられた」と知ると気を失う。
そして戦闘機をベロクロンの口に投げつける！大爆発に巻き込まれるベロクロン。
戦いが終わったと思ったエースは空を見上げ飛び立とうとするが、
爆風の中ベロクロンはどっこい生きていた！
背後からミサイルを放たれ苦しむエース。そしてTACも次々に撃墜される。
そこに、空に突如ウルトラサインが…
「エースよ、光の国へ帰って来い。」
それはなんとエースへの地球からの帰還命令だった…
しかしエースは立てない。ベロクロンは勝利を確信しいったん撤退する。
エースは北斗の姿に戻るが重傷を負ってしまう。

同じ病室で治療を受け眠る竜と北斗、それを見守るダンと香代子。
しかしそこにまたもベロクロンが出現してしまう…
竜は自らの使命をダンに語り、タックガンを手に病室を出る。
その姿を目の当たりにして涙する北斗は、何かを決意したかのごとく立ち上がり…
「僕がいなくなったら見てくれ…」と、ダンにあるものを託して病室を出る。
それは北斗の、ダンと香代子への別れのメッセージを示すもの…
「みんなと別れるのは辛いけど、光の国に帰らなければならない…」
北斗は広げた両手をスパークさせて、エースに変身する！
「光の国が僕を呼んでいる。今、別れの時が来た！」と。
ベロクロン相手に奮闘するTACを援護するエース。その姿に安堵の表情を見せる竜。
ベロクロンのミサイルをエースバーリヤで力強く跳ね返すエースは、
そのままメタリウム光線を発射！今度こそベロクロンにとどめを刺したのだった。
そして…「地球の人たちよ、さようなら…」と心の中でつぶやき、
別れの言葉も告げず、いつもの戦いが終わったかのように空へ飛び立つ…

戦いは終わった。竜のもとに集まるTACの隊員たち。
が、今野は北斗がいないことに気づく。山中は「トイレにでも行ってるんだろう」と言うが、
ダンは涙を流しながら、北斗がもうここに戻ってこないことを告げる…
そう、ダンに北斗が渡したものは、２つのウルトラリングだった…
「僕は前から知ってたんだ、北斗さんがウルトラマンエースだということを…」
驚くTACの隊員たち。「な、なんだって。」と狼狽する竜。
山中も…「北斗がウルトラマンエースだって…あの北斗が。」…最後まで…（^^;）

ラストシーン、海辺で北斗の名を叫び続けるダン。
そこに、北斗のメッセージが重なる。
「僕は光の国へ帰っても、地球の人たちのことを忘れない。
いつまでもいつまでも、忘れない。さようなら…」

お わ り

と、そこにびっくりニュース！
エースが光の国へ帰ってからの話が、同号に掲載！
これは内山先生ではなく、宮添郁雄先生の筆による作品なのですが、
当時のリアルタイムの雰囲気を味わってもらいたいと思います。その名も…

●怪獣ギロンガ登場「ウルトラ６ばんめの弟はだれか？」（小学二年生 `73年3月号）
光の国へ戻ってきたエースにゾフィーが労をねぎらいつつも、
「さっそく会議に出てくれ」と言う。議題はそう「新しい６番目の弟を探す」。
議長ゾフィーのもと、熱い議論がたたかわされる。
「誰か（６番目の弟に）てきとうな人はいないか？いたら名前を言ってくれ」（原文のまま）
その問いに、ウルトラマン量産型（？）が次々と名前を出していく。
「ウルトラキングがいいんじゃないか」「いや、ウルトラジャックがいい」
「ウルトラマンＸだっていいぞ」…次々と名前は出るものの…決め手無し。
「ううむ、あまりいいのはいないようだ。今度、もう一度会議を開こう」と
会議をお開きにし、自ら街中にスカウトに出るゾフィー。
そしてプラズマ核融合装置のところにたどり着くと、
ゾフイーは見学の子供を見つける。が、なんとそこに怪獣ギロンガが現れ、
子供が襲われる！ゾフィーが助けようとしたその瞬間、
一閃！勇躍登場した勇敢な男が、子供を助けんと戦っている！
子供を見を呈して守ろうとするその姿に、ゾフィーも思わず
「助けないでもう少し様子を見て見よう」と陰で見守る…（助けろよ！）
その男は「えい！これでどうだ！」と、手刀で怪獣を倒す。

ゾフィーはその男をさっそく会議に連れて行き、「６番目の弟を推薦したい」と
その男を壇上に上げる。ウルトラの父はその男を見て驚く。
なんと！彼こそ自分の息子、タロウだったのだ。
「若すぎる」と反対するウルトラマン量産型の声。
しかし父は「私の息子はまだ若い。しかしエースも立派だった。
だからタロウもきっとがんばるだろう。」と熱弁。
その父の言葉に場内は大拍手！ここにウルトラ６番目の弟が"誕生"した。
タロウはさっそく地球へ飛び立った…

というわけで小学三年生誌上における「ウルトラマンタロウ」の活躍が
ここに始まるのです…
が！
なんと、そんなタロウに、ウルトラ五兄弟がメッセージを贈っているのです…
エースファンには見逃せない言葉もあるぞ！

●特集「ウルトラ兄弟からタロウに一言」（監修／満田かずほ）（小学三年生 `73年5月号）
ゾフィーからタロウへ…
「これからは、ピンチでもあまり助けに行かないことにしたから、
気をつけて戦ってくれ。」
ウルトラマンからタロウへ…
「ずるい怪獣や宇宙人にだまされないようにして、がんばれ。」
セブンからタロウへ…
「君の技はみんな素晴らしいけど、超獣より強い怪獣に効くかどうか心配だ。
どんどん新しい技を工夫して、怪獣たちに負けないようにしてくれ。」
帰ってきたウルトラマンからタロウへ…
「ウルトラブレスレットを使いすぎてはいけない。くせになって、肝心の時困るぞ。」
そして、エースからタロウへ…
「地球を守るのはとっても辛い。でも、決してくじけちゃいけないよ。
それから、たまには月に行って、夕子と会ってくれよな。」

エース…いや、星司…泣けてくるよ…。

と、そんなわけで「タロウ」の時代に映っても、
光の国と月に別れても、
星司と夕子の物語は続いているのです…！

以上が「小学二年生のウルトラマンエース」でございました！

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